2012年12月18日火曜日

日本とフィリピンのハーフとして日本で育っていく中で培われた感性

どうもこんにちは。
マニラのまこちゃんです(・∀・)

ふと思ったことがあり、
ちょっと今後なにかのヒントになりそうなのでメモ。


とある事情があって日本に手紙を書くことになったある日
無意識に私が最初にしたことが、

相手方と自分の
住所、名前をノートに何度も書いて練習。



ハッと気がついて自分がなんでこんなことをしたかと考えてみると、
フィリピンの血が入っているから字が汚い・学がない
などと思われたくないからだということに気が付きました。

受け取る相手張本人は私のことをよく知っているから
今更字を無理に綺麗に書いてなにか気取ったりする必要はないのだけど
それをたまたま見つけたご家族が私の名を知っていたとしたら
あ、あのフィリピンのハーフの子からか」となるはずで、

字が綺麗だったら
「(フィリピンのハーフなのに)綺麗な字を書くな」と思い
そうでなかったら
「(フィリピンのハーフだから)字も苦手なんだろうな」と思われるんじゃないか、

そんなことがきっと頭のすみっこにあったから、
無心で住所や名前を練習していたのかななんて思います。


なんだかいたたまれない気持ちになってしまいました (´・ω・`)ショボン


気にし過ぎと思うかもしれないけど、この感性こそが私が
日本とフィリピンのハーフとして日本で育っていく中で培われた感性なんだなと。


こんな外見だから、
綺麗な字を書くと驚かれて褒められるし、
綺麗な敬語を使うと丁寧な子だとすぐに気に入ってもらえる。
正しく箸を使うだけでも喜んでくれるひとがいる。

その反面、
バイトで敬語をちょっと間違えると外人扱い
英語の試験の点数が悪いとハーフなのに何で?


損か得か分からないけど、
周囲の反応に振り回されていることに気がつく…。

結局みんなは私と接するときに
「フィリピンと日本のハーフ」っていうフィルターを取っ払ってくれないし
私は私なんだよっていう思いの中でちょっと生きづらいときとかあったり。

でもその「フィリピンと日本のハーフ」っていうのを取っ払われたところで
じゃあなにか残るものはあるのかというとそうじゃなかったり。

別にネガティブになってもしょうがないことなので
兎にも角にもこの境遇と向き合うしかないのは間違いないのですが
ノートにぎっしり書き綴られた宛先と宛名を見て、
またため息が出ちゃうのでした。ちゃんちゃん。


Mako

2 件のコメント:

  1. 大変ですね。色々と気を使ってるんですね。
    でも、日本人が、「へー、ほー!」と、言うような事をやって欲しいですね。色んな意味で。

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  2. フィリピン人の家族愛の強さと、日本人の人を思いやる心を持って生まれたんですよ!自分らしくいきましょう!

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