2012年7月30日月曜日

KTVから学ぶ、セルフブランディング



こんばんは。Makoです。

停電しております。ネットがありません。
MacoBookProちゃんの残りの電池で
どこまでブログが書けるのか、挑戦中でござる。

週末は久々にまこちゃん生誕の地であるブラカンへ行ってきました。
建築家であるおじのデザインしたリゾートへ行って、
いとこの誕生日をお祝いしてきました。
ネットないし、虫が多すぎて早く帰りたかったです。





いやはや。
私のTwitterをフォローしてくださっている方は
ご存知かもしれないのですが、
毎月1回ほどこんなことをつぶやいています。

今日はマラテのアイドルになってきます(^^)
的な、ね!

マラテっていうのはいわゆる男性のための夜の街。
特に夜なんかは日本人男性であふれています。

そこらじゅうに日本人男性向けのカラオケクラブがあります。
それはKTVと呼ばれています。

いわゆる、錦糸町とかにあるフィリピンパブってやつ的な。


男性はお店に入ると女の子を指名します。
指名がない場合はshow upといって、
お客さんについていない女の子をずらーっと並ばせて、
そのなかから好みの女の子を選びます。

そして隣に座って、お話するなり、
カラオケで歌うなり、思い思いの時間を過ごすわけです。

何故、まこちゃんが毎月マラテに出入りしているのかというと、
2年ほど前、日本でお会いした某社長が、フィリピン好きな方で、
仕事の関係もあって毎月フィリピンに来るので、
その度に食事と、そのあとのKTVツアーに同行させてもらっているのです。

初めてお会いした2年前、私はフィリピンにいくことを目指して、
毎日毎日夜中までバイトしてました。
そんなときに出会った方で、色々応援してくださってます。
(怪しい関係ではないですw親も知ってますw

毎月行われるKTVツアー歴ももう1年になります。
もちろんお店のお客さんはほとんどが日本人男性。
(たまに韓国人もいるけど)

そんななか、女の子を連れているお客さんは
だいたいが、他のお店のフィリピーナです。

私(見た目フィリピーナ)がマイクを持って
日本語の歌(日本語完璧、ダンス付き)を披露すると、
アイドルになっちゃうってわけです!ね!うん!

ほかのテーブルの人にもびっくりされちゃいます。
どこのお店?名刺ちょうだい。って言われたこともあります。

(東京女子大学経済学部です!って答えましたw
 超大手商社の人でしたw就職させてくれ)

そしてまこちゃんは一生懸命歌って踊って周囲の視線を集めるため、
私を連れてってくださっている皆様は鼻高々
ってわけです。

いろ〜んなKTVにいってまこちゃん旋風を巻き起こしているのと、
女の子の入れ替えが激しい職業なので、
まこちゃんはマラテのKTVでとても有名になってしまいました。笑



この1年、いろんな女の子に出会いました。
Twitterにもちょいちょい書いてますが…。

ほとんどが同世代のすごく美人で、魅力的な女の子たちです。
だいたいの女の子は田舎に子供を残し、マニラに稼ぎにきています。
18歳で子持ち、なんかもザラです。

感情を入れると、なにかもう私はどうしようもなくなってしまうので、
(私の母も一応フィリピン人女性なので、
 フィリピン人女性のいろんな事情を聞くと胸が苦しくなります。)

今日は、勉強になったことを書きます。
うまく書けるかわかりません。



私が以前某KTVで指名していた女の子がいます。
Aちゃんとします。

Aちゃんは私と同じ年(22)です。
子供はいないと言っていました。
(本当かは分かりません)

Aちゃんは他の女の子に比べて日本語がかなりうまいです。
日本には行ったことがないそうですが、綺麗な敬語を使います。
漢字も勉強中とのことで日本の歌もたくさん知っています。

もちろんスタイルは抜群です。
セクシーだし、同い年には思えないくらいの色気です。

教養もかなりあるように感じました。
KTVで話すことかよ、と思うかもしれませんが、
フィリピンの教育制度に関して、彼女からたくさん学びました。
勉強熱心な子だな、と思いました。

(聞くところによると、KTVの女の子の中には、
 金銭的な理由で大学にいけないだけで、
 教養のある女の子はたくさんいるそうです。
 彼女の発する言葉には他の女の子にはない知性を感じました。)

日本のキャバクラでもそうだと思うのですが、
「自分」を商品として勝負する場合、
自分がお客様に対してどういうキャラでいくかというのは
最も重要なもののひとつだと思います。
(私はこれを“芸風”としばしば表現します。)

もちろん、気配りだとか、連絡のマメさ、
容姿など重要な要素は多々ありますが。

自分の芸風を理解して、
どのように自分で勝負していくかっていうのは、
SNSを使う上でもだいぶ重要なんじゃないかと思います。


そんななか、AちゃんはFBをうまく使って、
“自分”で勝負かけているなと感心しています。
学ぶことも多くあります。

彼女のFBの更新頻度は毎日3回ほど。
ローマ字入力ではありますが、日本語です。
(このことから、日本人のお客さん向けにこのアカウントを運用していることは明らかです。名前もお店の名前でやってるし。)

この間彼女はギャラクシーノートで鏡越しに自撮りしている画像をupしていました。
たまにラップトップで遊んでいるような彼女自身の画像もupされています。

一見普通のFBの使い方かとは思いますが、
よーく考えてみてください。
夜の職業とは言え、彼女たちの給料(約月3万円)からして
ギャラクシーノートや、ラップトップなんて買えるはずないのです。

そして、彼女はボラカイ島へ旅行へいったとのことで、
多くの写真をupしていました。
写真は自分1人(水着)のものばかりで誰と一緒に行ったかに関しては触れていません。
(もちろん彼女たちの給料でボラカイ旅行なんてできるわけないです。)


全て私の推測ではありますが、
彼女の周りのガジェットも、そして旅行も、
すべてお客さんである日本人男性からのプレゼントでしょう。

では何故彼女はそれをupするのか?
他のお客さんから「ああ、他に男がいるのか」と失望されるリスクは?
と思うかと思います。

彼女がその段階(他の男の陰を見せて客を失う)にいるなら、
彼女もそんなことはしないでしょう。
その段階をゆうに越えた、上級者なのです…おそらく…。

彼女はこれらをupすることによって、
「この子と仲良くなれば、一緒にボラカイ島にもいけるんだ・・・!」
日本人中年男性に対して、20台前半の美人フィリピーナと
地上の楽園で思いっきりリゾートを楽しめることもあるんですよ
という希望を振りまいているんです・・・!
なんという上級者。

もちろん先ほどあげたリスクも重々にあります。
しかしながら彼女はそれで離れる客ならいらん、と言わんばかりに、
日々、FBを使って自分を売り込んでいます。

「つかれたよ〜〜。もうだれも信じないんだから!」
なんていう趣旨のことを突然FBupした日のコメント欄には
多くの日本人男性から気遣いのメッセージが並びます。
おそらく勉強したんでしょう、タガログ語でコメントをする日本人男性の姿も。


これらから分かる通り、彼女は持ち前の美貌、そして知性、
さらにはSNSスキルを駆使して、日本人男性を惹きつけ、
今日も一生懸命働いています。

おそらく彼女のファンであろう男性たちも、
彼女のウォールに必死で書き込みをしているようです。


KTVの女の子とは何人かとFB上で友達になっていますが、
彼女ほどうまく自分を売り込んでいる子はいないですね。
連絡もたびたびくれます。
私に気に入られることは、私が日本人軍団を連れて行くことに
繋がりますからね。関心することばかりです。


マラテのKTV
いろんな日本人男性をみてきました。
同時にいろんなフィリピーナをみてきました。

(基本的には日本人男性には失望し、
 フィリピーナには関心しています。w

学ぶことは日々、絶えないので、
またこれについては書くことがありそうです。

私も最近自分のSNSの使い方に関して
どうしていくか考える時間が増えてきました。
なかなかこういう話ができるひとが近くにいないので、
アドバイスくれる方がいると泣いて喜びます。
よろしくです。笑


企業で、SNS担当になる場合って、
ファンや、これからファンになってくれる人が
どんなものを求めているかっていうマーケティングスキルだけじゃなくて、
それこそ“自分”という芸風で勝負しなくちゃいけないところも
大きいと思うんですね。特にその企業の規模が小さければ小さいほど。

名前や顔を出して広報活動をする以上、
その広報活動の顔として、リスクを負わなければならない反面、
自分をさらけ出しているぶん、成果として
経済活動以外のところでも人との素敵な出会いだったり、
チャンスがぐっと広がるっていう良いこともいっぱいあります。

…と私は思っているんだけど、イメージわきますか?
うまく言えん。悔しい…。



んじゃ、何が言いたいのか分からなくなってきた感ですが、
自分を理解し、自分らしく、正しくSNSを使っていこう!
という感じで今日は終わりにしたいと思います。

ばいばい!


Mako

1 件のコメント:

  1. たまたまこのブログを見つけました!!
    面白くて興味深く、一気に全部読んでしまいました!!!

    僕は今、台湾の大学部に通っていて、これからフィリピンの大学付属の語学学校で、1年間英語を学びたいと考えています。

    University of the Philippines, Diliman

    De La Salle University Manila

    Philippine Women’s University

    Miriam College

    Ateneo de Manila University

    上記全ての大学に、メールを送ってみたのですが、返信が中々ありません。

    衣食住などが付いた学校などの学費は学生の僕にとってはあまりにも高額で、とても台湾でのアルバイト代からは、支出するのが難しいのと、

    現地の学生との交流も考えているので、大学付属語学学校で、
    何か現地の学生として、オススメ出来る大学は無いでしょうか?

    ちなみにDe La Salle University Manilaは良かったでしょうか??

    今はフィリピン大学の学費が安そうなので、
    フィリピン大学を第一希望に、第二アテネオ、第三デラサールと考えています。

    ネットには、フィリピンの語学学校の情報はたくさんあるのに、大学付属の語学コースは、情報があまりにも無さ過ぎて、ここのコメント欄に書き込んでしまいました。。

    すみません。

    時間があれば、教えていただけないでしょうか?

    ゴメンナサイ!!

    フィリピンでの学生生活頑張ってください!!

    台湾のニュースでも今のフィリピンの大雨災害の情報がよく流れています。

    こちらで今回の災害の募金箱を見つけたときは、募金しています。

    頑張ってください!!!!!!!!!!!

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